もしもの前に!温水洗浄便座を安全に使うための安心ガイド

温水洗浄便座は、いまや日本の家庭に欠かせない存在となっています。しかし、それが「電気製品」であることを忘れていませんか?
長年の使用や不具合によって、発煙・発火・感電など、重大な事故が起こる可能性もあるのです。
今回は、一般社団法人リビングアメニティ協会や日本レストルーム工業会が提供している「温水洗浄便座の安全使用に関する情報」から、事故防止のための大切なポイントをお届けします。
✅ 温水洗浄便座 安全に使う3つの基本ポイント
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定期的な点検を習慣に!
有料の点検を定期的に受けることで、思わぬトラブルを防ぐことができます。 -
リコール・故障品はすぐに使用中止!
発煙・発火の危険があるため、異常が見つかったらすぐに電源プラグを抜いて、止水栓を閉めること。 -
10年以上使っているなら、買い替えを検討!
経年劣化で部品が傷み、事故につながる可能性が高まります。
✅ いますぐできる!セルフ安全チェック9項目
温水洗浄便座を安全に使うために、次のチェック項目を確認してみましょう。
1つでも当てはまったら、使用を中止して販売店やメーカーに相談を!
① 焦げ臭いにおいがする
🔥 通常とは違うにおい(焦げ臭など)がトイレからする場合は、内部の異常や発煙の前兆かもしれません。
② 便座が異常に熱い、またはときどき冷たくなる
💺 急激な温度変化や異常な熱さは、制御系の故障の可能性があります。(※節電モード中は除く)
③ 電源プラグやコードが焦げている・変色・発熱している
🔌 コードに変色、焼け跡、熱を持っているなどの異常があれば、すぐに使用をやめましょう。
④ 製品や便器を伝って水が漏れている
💧 便器まわりに水がたれていたり、階下に漏れるような状態は重大なトラブルの兆候です。
⑤ 操作パネル・ボタンにひびや破損がある
💥 スイッチや表示部分の損傷は、誤動作や感電の原因になります。
⑥ 便座裏のゴム足が外れている、ガタつきがある
🧼 しっかり固定されていないと、安全性やバランスに問題があります。
⑦ お湯・温風が異常に熱い、または冷たい
🚿 加熱・冷却機能に異常がある可能性があり、やけどや低温やけどの危険があります。
⑧ 便座にひび割れや破損がある
🪑 ひびが入っていると、座るたびに悪化し、怪我や内部部品の破損につながるおそれがあります。
⑨ 操作部のシールやパネルがはがれている
📉 劣化が進んでいるサインです。内部に水分やほこりが入り込むとショートや感電の原因になります。
📌 チェックの結果、ひとつでも当てはまったら…
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販売店・工事店・メーカーに相談(点検・修理・買い替え)
安全なトイレライフのために、月に一度はこのチェックを習慣にしましょう!
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