シャワートイレの交換
1年の終わり近づく11月にシャワートイレ(TOTO製/17年前製品)のフタが自動で開かなくなってしまいました。
さらに貯湯タンク部よりほんのわずかに水漏れしているようなので、トイレ本体を取り替えることになりました。
BEFORE
まずは本体を外すと「フランジ」がでてきます。
「フランジ」は、トイレの床と便器をつなぐという部品です。実はこれ、水漏れを防ぐ大事なパーツなんです。
でも、長年使っているとひび割れが起きてしまい、水が漏れる原因になることも…。
もし、「トイレの床がなんだか湿ってる」とか、床に違和感を感じたときは、フランジが劣化している可能性があります。
そのまま放っておくと大きなトラブルになることもあるので、気になるときは一度チェックしてみてくださいね!
古いフランジを撤去して掃除しました。
新品のトイレを取り付けるために新しいフランジ(同梱)を取り付けました。下の写真には写っていませんが古いトイレを固定していた穴にはセメントを埋め穴をふさぎました。
新しいトイレ用の止水栓(同梱)に取り替えました。
本体を設置していきます。
タイルの床は固くて平らではないため、人が便器に座ったときの負荷で便器が割れてしまう可能性があります。
そこで、便器と床の接触部分にセメントを塗り込むため、マスキングテープを貼ります。
マスキングテープを貼っていた隙間にセメントを塗り込んでしっかり埋め込むことで、便器と床の接触部分が安定し、便器が割れるリスクを防ぐことができます。
施工後、セメントが乾くまでしっかりと養生し、仕上がりを確認してからマスキングテープを外します。
これで便器と床がしっかり密着し、安心してお使いいただける状態になります。
AFTER
トイレもきれいになり水漏れも直り、お客様はストレスなく新年を迎えることができました。
LIXILアメージュ便器リトイレ/便器YBC-Z30H/BN8
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