洗面脱衣室リフォーム施工の流れ
長年の使用で汚れが落ちなくなってきた洗面脱衣室を浴室と一緒のタイミングでリフォームをされました。
こちらの洗面脱衣室のリフォームを詳しくご紹介いたします。
BEFORE
洗面脱衣室の壁や床材をはがすと、壁の下地になっていた杉バラ板がでてきました。
浴室と洗面脱衣室の間の杉バラ板が、浴室からの湿気などが原因で腐食がひどかったです。
浴室と洗面脱衣室との間にある柱と床の下地材を受け止める大引も腐食がひどく、柱は3分の1しか残っていませんでした。
特に荷重のかかっていない柱ですが、十分な補強をしておきました。
先ほどの腐った柱ですが、梁と柱の間に隙間がありました。
そしてなぜか、その隙間にくぎが刺しこんでありました。
隙間を埋めるためでしょうか?
なんにせよ、この先も問題なく使っていただけるように手入れさせていただきました。
洗面化粧台と洗濯機があった下部には排水のための配管があります。
以前の配管は撤去し、新しい洗面化粧台などに合わせた排水配管に施工していきます。
配管後は浴室と同様、大きな石などを取り除いた良質な土を埋め戻して転圧し(押し固める)、その上に砕石(c-40)を敷いて再び転圧。その上から、コンクリートが固まるように湿気止めの防水シートを施します。
防水シートの裏側に水滴がついているのがお分かりいただけるでしょうか?
このように湿気を遮断しないと、コンクリートの水分が抜けきらず、強度の弱いままになってしまいます。
防水シートの上からコンクリートの鉄筋を配筋します。
コンクリートを敷き、金ゴテにてきれいに仕上げます。
コンクリートが渇いたら配管(水と湯)をして、動かないように固定し、結露を防止するため保温します。
配管や配線、壁の内側や床下に断熱材を施工後、
床は12ミリの合板を二重貼りにし、
壁は9ミリの合板を貼り、
天井は9.5ミリのプラスターボードで下地を仕上げました。
下地の上に壁紙を貼り、床にはクッションフロアを貼り、洗面化粧台や洗濯機バンを設置すれば施工完了です!
AFTER
洗面化粧台の上にあった収納がなくなり、圧迫感が無くなりました。
落ち着いた色あいになり、スタイリッシュなイメージの洗面脱衣室に変身しました!!
腐食の不安もなくなりお客様に大変喜ばれました(⌒∇⌒)
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