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浴室リフォーム施工の流れ

冷たく寒々しい浴室で壁面も汚れが目立ってきたので、リフォームされることとなりました!
今回はリフォームをちょっと詳しくご紹介いたします。

BEFORE

まずは、分別処理しなければならないので、壁や床のタイルから順に撤去します。

タイルがとれたら、コンクリート部分を撤去していきます。
コンクリートの下地「杉のバラ板」がでてきました。

この杉バラ板を撤去していきます。
この板を撤去すると、いよいよ建物の構造体が見えます。
この状態にしてから、システムバスを設置します。

次はシステムバスを設置する床の準備作業です。
設置するシステムバスに合わせて配管をしていきます。
こちらの場合は水・湯・排水・追い炊き(行きと戻り)の計5か所。
配管した後、大きな石などを取り除いた良質土を埋め戻して、転圧します。(押し固める)
※コンクリートの下に良質土を使うのは、地面を平らにして重さを支え、沈みにくくするためです。土台をしっかり整えると、建物が安全で長持ちします!

これから、システムバスを設置するためのコンクリートを敷いていきますが、
その前にいくつかの工程があります。

①土の上に砕石を敷く
仕上げ位置からコンクリートの厚さ分下がった位置(t-100ミリ分)まで砕石(c-40)を敷いて、再度転圧します。
この工程を踏むことで、床の強度が上がります。

②基礎の欠損箇所をきれいに補修する。

③配筋する(配筋とは、鉄筋コンクリートにおいて鉄筋を配置すること)
土間からの湿気を止めるために防水シートを敷いてから配筋します。
防水シートをすることで、コンクリートを入れた後コンクリート内の水分が完全に抜け白くなります。
土間からの湿気が上がってくると、コンクリートの水分が完全に抜けずゆるいままになってしまいます。

④コンクリート仕上げ位置の目印を基礎につけ、コンクリートをなるべく水平になるように入れていき、金ゴテで円滑に仕上げます。これで渇けばシステムバスを設置できます。
職人の技が光ります!

コンクリートを乾かしている間に天井にダクト(空気の通り道になる菅)を配管していきます。
排出方向へ向かって下り勾配で配管するようにします。

ダクト末端(外にあります)には、雨や動物の進入防止のためパイプフード(アルミ製・逆風防止タイプ)を取り付けます。
雨などの進入を防ぐため、壁面との接合部にはコーキングを充填します。
※お客様がお住いの地区が防火地区であれば防火ダンパー付のタイプとなります。

浴室側の壁内に設置する断熱材(グラスウール)の落下防止として、透湿シートを適切に固定して使用します。湿気対策として、防湿層との整合性にも注意します。

さあ!床のコンクリートも渇いたので、システムバスを設置します!!

あたたかみと清潔感のある明るいお風呂に大変身!

AFTER

 

お客様に大変喜ばれました(⌒∇⌒)

LIXIL アライズ BMUS-1216LBZ-A+HLR9
※現在アライズは廃盤になり、リデアが後継品としてでています。

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